「Drupal はウェブ・アプリケーションの夢を見るか」を公開しました。
新サイトが Drupal(日本語版)により構築・運用されているということにちなんで、
Drupal についての情報発信を行うコラム「Power of Drupal」の第1回目(vol.1)を
お届けしようと思います。
当コラムでは、主に、サイトを運用する組織や個人の方々にとって、CMS として Drupal を採用することにより、
どのような利点があるのか、どのようなことができるようになるのか、どのようなパワーを得ることができるのか、
ということに焦点を当てて解説していきたいと考えています。
そのような意味合いも込めて、当コラムは「Power of Drupal」というタイトルにしています。
今回、さらにその情報受発信機能を強化するべく、新サイトを公開することと致しました。
旧サイトは Movable Type を使って構築しておりましたが、新サイトは Drupal を使って構築しております。
新サイトのシステム(CMS)として Drupal を使うことに決めたのは、
第1には、技術的な観点から、いくつかの CMS を調査した中で、Drupal は、単なる CMS にとどまらず、
サイト・デベロッパーやサイト・マネージャーがその機能を強化することを支援するような仕組みを備えており、
ウェブ・アプリケーションのベース・アプリケーション(フレームワーク)となり得る素晴らしいソフトウエアである、
ということを理解したためです。
第2には、現時点では、Drupal の日本での知名度はまだまだという状況ですが、ビジネス的な観点から、
将来的には、日本でも、Drupal を使いたいという組織・個人が増加するのではないか、
そこに、TransNetCreation としても、ビジネス・チャンスがあるのではないか、と考えたからです。
第3には、社会貢献的な観点から、素晴らしい CMS である Drupal による日本語サイトの構築事例を1つ増やすことにより、
日本における Drupal の普及・発展にわずかばかりでも貢献したい、と考えたためです。
Drupal は、特に IT の世界でトップを走るアメリカでは、CMS の人気投票で一位 になったり、
ホワイトハウス のサイトの CMS に採用されたりするなど、高い評価を得ています。
つまり、国際的には、Drupal の実力は証明されていると言って良いでしょう。
であれば、日本では、その認知度がいかに高まるかという点が、今後の普及の鍵を握っているものと考えられます。
当サイトが、Drupal の採用を検討されておられる組織・個人の方々の参考になりましたら幸いです。
また、新サイトは、主要コンテンツとしては、
(1)TransNetCreation によるコラム
(2)TransNetCreation が開発している Drupal 用の汎用追加モジュールに関する情報
により構成されます。
コラムは、主に、
(1)経営革新を目指しておられる中小企業者の方々
(2)マーケティングの進化を志向しておられる中小企業者の方々
(3)情報技術に本質的に対応したいと考えておられる中小企業者の方々
(4)Drupal の採用を検討しておられる組織・個人の方々
を想定読者として展開していく予定でおります。
一方、Drupal 用の汎用追加モジュールに関する情報は、
(1)既に、Drupal を採用しておられる組織・個人の方々
(2)現在、及び、今後、Drupal を採用する可能性があると考えておられる組織・個人の方々
が想定読者ということになります。
これらの方々にとりまして、有益な情報発信となりますよう努めていきたいと考えておりますので、
新サイト共々、今後とも TransNetCreation をよろしくお願い致します。