今回のエントリーは、TransNetCreation のウェブサイトが新しくなって初めてのエントリーということになりますので、新サイトが Drupal(日本語版)により構築・運用されているということにちなんで、Drupal についての情報発信を行うコラム「Power of Drupal」の第1回目(vol.1)をお届けしようと思います。当コラムでは、主に、サイトを運用する組織や個人の方々にとって、CMS として Drupal を採用することにより、どのような利点があるのか、どのようなことができるようになるのか、どのようなパワーを得ることができるのか、ということに焦点を当てて解説していきたいと考えています。そのような意味合いも込めて、当コラムは「Power of Drupal」というタイトルにしています。
Drupal は、日本での知名度はまだまだだと思われますが、世界的には、大きな注目を集める CMS となっています。具体的には、Drupal は、2009年秋に行われた ホワイトハウス のサイトのリニューアルで、新サイトの CMS として採用されました。また、Drupal は、アメリカの IT 系出版社である Packt Publishing 社が主催する CMS のアワォード(Open Source CMS Award) で、2007年、2008年と2年連続で総合部門(Overall Winner)の一位を獲得し、2009年も 殿堂入り部門(Hall of Fame Award) で一位を獲得しています。Drupal が2009年の総合部門でランクインしなかったのは、過去に総合部門で一位を獲得したことのある CMS は、総合部門にはノミネートされず、殿堂入り部門にノミネートされる、というルールが設けられたことによるものです。私見ですが、このルールは、総合部門の一位が固定化するのを回避するため、つまり、Drupal が総合部門で連続して一位を獲得し続けるのを回避するために設けられたものと思われます。
Drupal は、他にも PHP CMS 部門(Best Open Source PHP CMS Category) で、2009年に総合部門で一位を獲得した CMS を抑えて一位を獲得していますので、このルールがなかったとしたら、Drupal が3年連続で総合部門の一位を獲得していた可能性が高いと思われます。別の見方をすれば、このルールが継続的に適用されるとすると、このアワォードのメイン部門は、総合部門ではなく、殿堂入り部門である、と言えるでしょう。ということは、つまり、2009年も、Drupal が、このアワォードのメイン部門で一位を獲得した、ということになります。
ということで、コラム「Power of Drupal」の vol.1 となる今回は、「Drupal はウェブ・アプリケーションの夢を見るか」と題して、他の CMS とも比べつつ、 Drupal の特徴について書いてみたいと思います。このエントリーが、日本で Drupal の採用を検討されておられる組織・個人の方々の参考になりましたら幸いです。
ということで、コラム「Power of Drupal」の vol.1 となる今回は、「Drupal はウェブ・アプリケーションの夢を見るか」と題して、他の CMS とも比べつつ、 Drupal の特徴について書いてみたいと思います。このエントリーが、日本で Drupal の採用を検討されておられる組織・個人の方々の参考になりましたら幸いです。
■2010年04月22日追記
当コラムの vol.2 「Drupal、6つの自由自在をもたらすCMS」では、より具体的に、CMS としての Drupal の特徴となるそのメリットについて解説を試みております。
■2011年01月06日追記
当サイトの日記「DIARY :: AROUND THE CORNER」の2011年01月06日のエントリーでは、「祝! Drupal 7 正式リリース」と題して、リリースされたばかりの Drupal 7 について、管理面・開発面から、非常に簡単ですがレビューしています。
当コラムの vol.2 「Drupal、6つの自由自在をもたらすCMS」では、より具体的に、CMS としての Drupal の特徴となるそのメリットについて解説を試みております。
■2011年01月06日追記
当サイトの日記「DIARY :: AROUND THE CORNER」の2011年01月06日のエントリーでは、「祝! Drupal 7 正式リリース」と題して、リリースされたばかりの Drupal 7 について、管理面・開発面から、非常に簡単ですがレビューしています。
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